toritoritori2009-09-21

妙見山にケーブルカーとリフトを乗り継いで登ったあと、
長谷の棚田を探して能勢町を歩いてきました。

黄金色の棚田を見るにはちょっと遅かったようで
稲刈りが大分終わっていましたが、
秋晴れの爽やかな風が気持ちのよい一日でした。

こういう場所を里山というのだと思いました。
里山は今流行のスローライフですね。
薪にする木を拾う、肥料にする落ち葉を集める、
お米作りで出たわらを生活に使う、そのわらも堆肥にできるなど
自然とうまく調和させて、循環させてきたように思いました。
田んぼや畑や草はらや小川やため池とか小さな沼が多いから
虫や小さな動物も多いと思うし、
人と自然が上手に共生できる仕組みだったように思います。
今は便利になってその仕組みが壊れているけれど、
それを見直そうというのが里山ではないかなと思います。

また、季節によって気温の変動は大きいでしょうけれど、
その分、素晴らしい自然の景色を見せてくれます。
だから、ただただ歩くだけで気もちがよくなります。
ところどころ乗り物で移動しましたが、
朝から晩まで歩いて、温泉にも入って、晩ごはんも食べて
すっかりリフレッシュできました。

今日は能勢妙見・里山ぐるっとパスという
1日乗り降り自由の切符を使いました。
阪急電車能勢電鉄(ケーブルカー・リフトも含む)と
一部の阪急バスに1日乗り放題です。
これ、とても便利ですし、お得でした。