老師と少年

老師と少年

この本は装丁が素敵で手に取りました。
このような本を読むのははじめてです。
著者は禅僧の南直哉さんです。
少年が老師に生きる意味を問うています。
仏教用語は使われておらず、やさしい言葉で書いてあります。
小学生から読めるように思います。

気になる言葉はたくさんありますが、問いに対する答えは用意されていません。


「大切なのは答えではなく、答えがわからなくてもやっていけることだと、
彼はどこかで感じたのだ」
「やっていく方法は自分で見つけるしかない」


考え続け、生きていくことなのだと思います。