建築家 安藤忠雄

建築家 安藤忠雄

子供時代のことから、独学で建築を学んだときのことや
建築家としてだけでなく一人の人間のあり方など、
安藤さんの思いが語られています。
そしてこの本からは社会に対する熱い思いも感じられます。

また私の疑問であったコンクリートにこだわる理由が書かれています。

終わりの言葉がいいです。

「光と影。それが、40年間建築の世界で生きてきて、その体験から学んだ私なりの人生観である。」

安藤さんは強さとやさしさが同居する人だと思います。
社会に対してきちんとものを言う方です。芯の強いぶれない感じがいいです。

昨日、橋下府知事から「きれいになった(した)堂島川土佐堀川のあたりを泳ごう」と誘われ
安藤さんはOKしたとか。
出来なくないことは断らない人ですから、この二人ならきっと泳ぐでしょう。楽しみです。