「安藤忠雄建築展 2009 対決。水の都


海遊館の隣りにあるサントリーミュージアム天保山では、
安藤忠雄建築展 2009 対決。水の都 大阪VSベニス」が
開催されています。
あまりパッとしない大阪を盛り上げようと水都大阪の復活を目指している
安藤忠雄の建築プロジェクトを模型、ドローイング、映像や写真を用いて
紹介しています。
けっこう見ごたえがあります。
私の中ではコンクリートのイメージが強かった安藤忠雄ですが、
どの建築プロジェクトにも水が取り入れられていることが分かります。
水があれば緑がある。
自然との共生ということでしょうね。


大阪市は、特に中心部には緑が少ないです。
家を建てると必要以上に地面をコンクリートで固めてしまうのです。
大阪が暑い理由の一つにこれがあると思います。
今年から大阪市は市庁舎の屋上にサツマイモを植えたり、
安藤さんも建物の壁をツタで覆うことで緑を増やす運動をされています。
なんでもやってみることが大切そうです。


今日はギャラリートークとして安藤忠雄の話を聞くことが出来ました。
およそ30分の予定でしたが、相変わらず切れ味がよかったです。
これからの大阪のために大阪人の民度を上げることを強調していました。


それから大阪駅北口はこんな風になっていました。
阪急も改装が終わったみたいです。