toritoritori2010-03-02


昨日のテーマは盛りつけでした。美味しくて楽しい一日でした。
今回の感想は美味しいものはきれいに盛りたくなる。
きれいに盛りつけられたものは美味しい。

中川さんから盛りつけの心を教えていただきました。
いろいろな決まりごとやコツも教えていただきました。
中川さんのお手本を見たあと、それぞれ好きなように盛りつけます。
同じものを盛りつけても皆さん違うのが面白いです。

私は、だし巻き卵は色がきれいだから後ろに置いて、胡麻和えはいつも後ろに置いていて安心だから後ろに置いて、あとは直感というか自然に決まりました。
私は大雑把なのですけど、昨日は自分のお皿を見てどこに大雑把が出ているのかなあと思っていましたが、撮った写真を見るとよく分かりました。
もうちょっとあらめビーフンをクルクルッと巻いてきれいに盛ればよかったなと思います。
なんか自由な感じが好きなんですけど、これは雑です。
大根おろしは倒れかかっていて不安定でした。
今さらながら写真てすごいなと思うようになりました。
写真に撮ってゆっくり見ると自分がよく分かります。
反省するにはとてもいい方法で私向きです。

美風さんのお話は「食べ物の旬について」「陰陽による体調コントロール法」「パンと麺類の食べ方」でした。
帰り道、自分自身について疑問に思ったことは私の食べ方でした。
幸せコースや刺繍を習いに行く日など朝から出かける日は朝を抜きます。(食べても味噌汁くらい)
予定のない日は玄米ごはん、味噌汁と漬物を食べます。
それって美風さんの話と逆です。
氣の関係かなあ???と思います。
それとも私にとって家事はしっかり氣を入れないと出来ないことなのでしょうか?
これを逆にしたらもっと上手くいくのかも(何が???)
早速やってみます。

みんぱくカザフスタン映画「トルパン」を見てきました。

どこの国でも、どこに住んでいる人でも求めていることは一緒だなと。
法律があったり、慣習があったり、宗教が違ったり、環境が違ったりと異なる点は多いです。多いというか、異なる点ばかりかも。
でも、皆考えていることは同じです。

 幸せを探している。

そして、その幸せは自分の中にある。そのようなことを感じました。


砂漠で遊牧民の姉家族に居候している主人公の青年アサは、早く一人前の羊飼いになって結婚することで自分も幸せになれると信じている。
でも、彼はまだ若くて経験が少なすぎる。
若者にありがちな思い込みや苛立ち、理想と現実のギャップに悩んで時々感情を爆発させる。
一家の家長はこれまた当然のことをしている。羊や山羊を放牧して一家を支えているのだからアサにも当然のことを言う。
アサは羊を逃がしちゃったのだから注意するのは当たり前だ。
その妻(アサの姉)は二人をつなぐのに懸命で、でも子供には優しく温かくそして強い。
3人の子供たちもそれぞれ個性的で素晴らしいし、登場する動物も素晴らしく撮れている。
特に一番幼い子供(おそらく3歳前後)の撮り方がいい。
登場人物それぞれが、当たり前のことをしている。大人から子供だけでなく、動物まで。
亀も次男の手から離れたら前に進んでいくのです。砂漠の中を。

構成も背景も音楽も全て計算されつくしていると思います。全てが自然に感じるので。
例えば、音楽の使い方。
ラジオから流れる音楽は都会への憧れを象徴している。
そして、長女がずっと歌っている歌。
ちょっと物悲しく聞こえる歌もあるし、嬉しい時に歌う嬉しい歌。
長女の歌う歌の内容は分からないが、十分気持ちが伝わってくる。
そして、自然の音。動物の鳴き声や砂や風の舞う音。
うまい。


今日の映画も素晴らしかったです。
俳優さんが上手でした。演じている感がないのです。とても自然な感じ。
ドキュメンタリーを見ているようでした。
こういう映画ならまた見たいです。
次回は、5/22(土)「シリアの花嫁」です。

最近は刺繍をしていません。刺繍をするのは楽しいからです。が、時にはストレス解消でした。あと、残業で遅い主人を待つ時間つぶしのこともありました。またネガティブな気持ちを抑えるためのものでもありました。その頃に作ったものです。

正方形なのでとても使いやすいです。


今、作っているものはこちらです。刺していると楽しいのだけど、時間がかかるので全然進みません。それなのに、もっと大きいものが作りたくなって・・・次に何を刺そうか妄想している時間の方が長いです。

先週末、万博記念公園に行きました。ぺろりさんが載せていらっしゃる写真を見て国立民族学博物館に行きたくなったのです。
そうしたらちょうど映画をやっていました。テーマは<包摂と自律>、映画は「オフサイドガールズ」でした。
イランでは競技場でサッカーを女性が観戦することは禁止されています。けれども、男装して競技場に入り込もうとするサッカー好きな若い女性の様子がドキュメンタリータッチで撮られています。とても自然です。俳優さんたちが上手なのか、監督やカメラマンが上手なのか見ていて飽きません。いきいきとした前向きな女の子たちがもう元気をくれます。見終わって爽快な気分になれました。あっという間の92分でした。
この映画を見て思ったことは、この国の女性と話してみたいということでした。
私、こういう日本映画を見たいです。

次回の映画は 2/27「トルパン」 です。